クレンジングミルクを選んだ理由
基礎化粧品で1番重要なのは
”クレンジング”や”洗顔”などの『落とす』アイテムです。
健やかな肌を保つ為には、
スキンケアアイテムを塗ることよりも
【洗う】洗浄剤選びの方が実はよっぽど重要なんです。
洗浄力が強い界面活性剤が配合された
洗顔料やクレンジングを使用することで
人間が自身で作り出している
天然保湿成分や皮脂を”落としすぎる”事により
肌のバリア機能が低下して乾燥し、
肌荒れを引き起こします。
また、一見皮脂が多く出ていて
脂性肌かな?と思われる方も
実は乾燥を補う為に皮脂が過剰に分泌してしまって
実はインナードライだったという事もよくあります。
油っぽいからと言って、洗いすぎると
余計に肌が荒れてしまうんですね。
特に女性は30代以降、皮脂の分泌量は下降していきます。
男性と女性の年齢別の皮脂の分泌量の推移
ポーラ化成工業の「男性の肌の特性」調査より
基本的に男性は女性よりも皮脂量が約3倍多く、
水分量や水分維持力は女性の方が高い傾向にあります。
この様に女性は男性に比べて皮脂量が少ないので
美容液・乳液・クリームなどスキンケアアイテムを
沢山つけていると思うかもしれませんが
そもそも洗い過ぎなければ、そんなに沢山の
スキンケアアイテムをつける必要がないのです。
人間は、①汗②皮脂③天然保湿成分(NMF)を
自ら作り出しています。
それを化粧品に置き換えて
①水分②油分③保湿剤をつける事により
足りない分を補っているのです。
手作り化粧品教室で使用してる座学資料より
つまり、洗浄力が強い界面活性剤入りの洗浄剤で
人間が作り出す保湿クリームを落とし過ぎる事で
美容液やパックなどのスキンケアアイテムを
増やして補わなければいけない状況を
自ら作っているのです。
そもそも落とし過ぎなければ
色々つける必要もない天然保湿成分(NMF)と皮脂が作る
最高級の保湿クリームに勝る
スキンケアアイテムはこの世に存在しない
たっぷり保湿しているのに肌の状態が良くならない…
という方は、クレンジングや洗顔料で
保湿機能を落とし過ぎているせいで
あとから塗るスキンケアアイテムでも
補いきれていない状態です。
また、スキンケアアイテムを沢山使用している方は、
洗浄するアイテムを洗浄力がマイルドなものに
変えるだけで、色々塗る必要もなくなってくる訳です。
まず基礎化粧品を見直すなら
【クレンジング・洗顔】から。
Utaのクレンジングミルクは、
なんと”クリーム”にもなるアイテムなんです。
なぜそんな事が出来るかというと、
このクレンジングに使用している界面活性剤が
『大豆レシチン』というものを使用しているから。
化粧品に詳しい方ならご存知かと思いますが
【レシチン】という化粧品原料は、
一般的には美容液・乳液・クリームなどの
スキンケアアイテムに配合される界面活性剤です。
美容成分として記載されることもあります。
なぜレシチンをUtaの化粧品の界面活性剤として
採用したかというと
レシチンは「リン脂質」と呼ばれる脂質の一種で
細胞膜の主要な構成成分であり、
細胞間脂質を補いバリア機能をサポートします。
つまり、人間が元々持っている成分を
レシチンで補うことが出来るんですね。
洗い流すのが勿体無い成分なので、
Utaの美容乳液にも配合しています。
私がファンデーションを辞めても
ニキビが出来てしまっていた理由は
”洗浄力が強い洗顔料を使用していたから”でした。
大豆レシチンの乳化力はスキンケアアイテムに
配合されるくらいですので、非常にマイルドです。
W洗顔は不要で、
基本的に【石鹸で落とせるタイプ】などの
軽いメイクを落とす事が出来ます。
一方で、目元などのポイントメイクや
石油由来のシリコーン・ポリマーがたっぷり配合された
日焼け止めやファンデーションは落ちにくいので、
クリアホホバオイル等のキャリアオイルを
足して使用する事をオススメします。
軽いメイクの方でも、ホホバオイルを足して使った方が
クレンジング自体が長持ちするので
是非足して使用してみて下さい!
素っぴんの時でも、
皮脂が酸化して皮膚が硬くなっているので
ホホバオイルを足した方が
肌が柔らかくなり汚れも落ちやすくなります。
朝の洗顔に関してですが、
基本的に女性はぬるま湯洗いで十分だと思っています。
使用しても大丈夫なくらいマイルドですが、
私はぬるま湯洗いで終わらせています。
洗い上がりはしっとりしていて乾燥を感じませんし、
保湿クリームとして使用できるので、
クレンジング後に顔が濡れた状態で
クリームとして塗るのも可能です。
お風呂上がりに急いで化粧水を付ける必要がないので、
お子様がいて中々スキンケアに時間を割けないママにも
とてもオススメです。
まずは、人間の皮膚細胞が生まれかわる期間の
”3ヶ月間”試してみて下さい。
皮向けなどのダウンタイムがあって
速攻効果が出るような化粧品とは異なるので
すぐに効果は感じられないかもしれません。
Utaのクレンジングミルクに限らず、
どんな基礎化粧品でも最低3ヶ月は継続して
使用してみて下さいね。